某社の教材展示会及びセミナーの様子です。


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セミナーでは、非常に有意義なお話を聞きました。内容については、折に触れ話していきたいと思います。




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さて、タイトルの「飛び梅」の故事ですが、たまたま5年生に指導致しました。




「梅」の花は、「変わらない心」「主を忘れない心」を表します。





学問の神様として知られる菅原道真は、九州に流罪されるとき、自分の庭の梅の木に向かって、こう詠んでいます。



東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春を忘るな(春な忘れそ)


<春の東風が吹いたなら、香りを届けて寄こしなさい、梅の花よ。主の私がいないからといって、春を忘れてはいけないよ>




「春を忘るな」とは、咲くべき自分の使命を忘れるなということではないでしょうか





この歌に応えたのか、梅の花は、主人である道真が迫害にあっている九州まで、京都から飛んできたといいます。




子どもたちにも、この世に生をうけた以上、自分にしかできない使命があります。





それを自覚する時期はそれぞれですが、私たちは共に学んでいく中で、生徒の皆さんに少しでも自分の可能性や使命について考えて頂くきっかけになって頂ければと思っています。





塾である以上、学問というフィルターを通してでありますが





使命を見つけた人間は貪欲に努力し、自らの使命を果たそうとします。


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「使命」は個人によってさまざまではありますが、そういったお手伝いもさせて頂ければと思っています。時には思ってもいない才能が開花することも暫しあります。





志望校合格や進学などの目標は当然として、「塾」とは本来そういう場なのではないかと考えています。



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