一念の強さこそ、不可能を可能にします。今日はそんなエピソードをご紹介します。(^○^)/

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昔、中国の漢の時代に李広(りこう)という人がいた。李広の父は幼少の時に亡くなっていた。

李広は成長して大きくなると、母に「人には皆、父がいるのに、なぜ自分にはいないのですか」と尋ねた。母は泣く泣く、「父が無くておまえが生まれるわけがない。父はおまえが小さい時、虎に食われた。今思っても哀れなことだ」と言って悲嘆の涙にくれてしまった。
李広はこれを聞いて一度は悲しみ、一度は怒って、「我、男と生まれた以上、父のあだを取らないわけにはいかない。敵(かたき)と共に同じ天を仰ぎたくない(必ず殺してやる)、ぜひとも復讐したい」と心に誓った。

042これより毎夜、虎のいそうな野辺に忍びでてチャンスを伺っていた。そして、ある日の夕暮れ、草むらをかすかに見渡すと一匹の虎がうずくまっていた。李広は大いに喜び、これこそ父の敵と矢を放った。すると手ごたえがあり、矢は突き刺さった。

李広は「あら嬉しや、日頃の念願が成就した」と喜んだが、近付いてみるとこれはどうしたことか、虎ではなく一つの大きな石であった。しかも矢は羽ぶくらを過ぎた所まで刺さっていた。李広は大いに驚き、我が弓勢が勝れているから矢じりが立ったのかと思ったが、あまりにも納得がいかなかったので、石が柔らかかったからかと思い、試しにもう一度矢を放ったが、矢じりが砕けて飛び散ってしまった。

さては初めの矢が立ったのは父の敵(かたき)の虎と思う念力が岩を通したのであろうと、大いに感嘆して帰宅したのであった。これより李広を石虎将軍と呼ぶようになった。

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