IMG_0640前回の記事にもありましたが、私塾ネット(全日本私塾教育ネットワーク)は地方(エリア)ごとに研修活動が行われております。

私は、エリア関東所属ですが、エリア四国以外の塾の先生も参加できる。任意団体である私塾ネットの魅力の一つです。

ということで、5月11日に香川県・観音寺で行われた「私塾ネット・エリア四国 春の研修会」に参加してまいりました。

「新しいコミュニケーションの方法 コーチングを使っての対話とは?」で講演をされたのは仲野十和田先生(ナカジュク 東京・埼玉)。自塾で取り入れられている教育コーチングについての講演。すべては書ききれませんので、保護者の皆様にお役に立ちそうなお子様とのコミュニケーションをご紹介いたします。

・一緒にいる
「なぜこんな成績なの?」 「どうして、しっかり勉強しないの?」 「それで成績が上がると思っているの?」 例えば、長時間ゲームをやっている子に、ついこんな言葉を発してしまいがちです(笑)。これで子供たちが勉強を始めたとしても、おそらく身の入らないものとなるでしょう。

そこで、ワンテンポ置く→俯瞰する→(言葉を)選択する。できるだけ未来志向・プラス的な言葉に置き換えることで、ご家庭での関係も円滑になり、子供たちも素直に受け入れられるようになります。ここからは、私の言葉とお考え下さい。
「ふーん。ゲームをしているんだ。」 「……」
「もうすぐテスト前だけど、もう、何分くらいやっているの?」 「……」
「楽しい?」 「……」
「じゃあ、このあと集中して、勉強できるね」

・褒め方について
「すごいね」 → 「先生、うれしいよ」 「お母さん、元気が出てくるよ」 「お父さん、感動したよ」
このように、主語に"I"を入れてあげることで、子供たちの受け取り方も大きく変わります。

・フィードバック
「70点だったの」 → 「70点取ったね」 「約束を守ったね」 「2時間、机に向かったね」 「宿題、提出したね」
こういった言葉をかけてあげることで、承認されていると感じ、信頼関係を築けます。


これは、ほんの一端だけです。今回の学びを英数学院の研修会でさっそく実践してまいりたいと思います。ナカジュクの先生方の仲の良さやチームワークの理由が分かりました。

IMG_0677この後は、湯口塾を訪問させて頂きました。教室の掲示物、机の配置・空間、飾り付け、整理整頓、色の使い方、塾長先生とスタッフとの関係性、塾長先生のお人柄、・お心配りetc. 大変勉強になりました。湯口塾の先生方、ありがとうございました。

その後、懇親会に参加し、たくさんの全国の塾人たちと親交を深め、意見交換をし、新しくお友達もできました。今後とも、お互いの自塾にとってプラスな連携をさせて頂けたら幸いです。

<エピローグ>
翌日の月曜日。珍しく寝起きが良く(笑)、ロビーに居たところ、湯口兼司先生(全日本私塾教育ネットワーク・理事長)から、せっかく来てくれたのだから観光案内を、とのお言葉を頂きました。香川県です。うどんを食べることを忘れておりました(笑)。

特に、善通寺の「戒壇めぐり」。暗闇・閉所恐怖症の私にとって、人生でこれ以上ない恐怖体験でした(笑)。
IMG_0738プライベートの私は、こんな感じです。初公開(笑)。お気づきだと思いますが、川崎フロンターレのサポーターです。大久保選手、代表選出おめでとうございます。

不在の間、英数学院を守ってくれたスタッフの皆さん、今回もありがとうございます!!(^▽^)/

see you again!(*^-')/~☆Bye-Bye♪