「逢う日、花咲く」
著:青海野 灰 出版:KADOKAWA メディアワークス文庫

・あらすじ
臓器移植を受けた人が、臓器移植提供者(ドナー)の記憶の一部を受け継ぐ現象、『記憶転移』
そんな現象によって繋がった二人の少年少女。けれど心臓の移植手術を受けた僕が生きている限り、この世界で彼女(ドナー)は存在しない。
それでも、僕は彼女に逢いたい。話がしたい。触れ合いたい。
僕は……彼女を救いたい。

・オススメの人
青春恋愛小説が好きな人。また、少しファンタジーの要素があるので、それでも楽しめる人。
書かれている文章が本当に丁寧で綺麗なので、感情移入をしやすい人。
あと、一句、万葉集の歌がでてくるので、万葉集とか俳句が好きな人にもオススメです。