中3の国語を担当しています。



小説文の読解で、「口調に含みはなく」という一節がありましたので、解説しました。



「Aくんが試験前で、夜遅くまで勉強していて、授業中疲れ切っている様子をしている。そんなとき、『あまり頑張るなよ』って声をかけた。これは本当に頑張るなって意味に受け取る?」



多くの生徒は、「そう思わない」と答えました。



小説のおもしろさは、この文脈を読み取るところだ。背景を考えながら、台詞ひとつにしても考えよう、と話しました。



小説は、だから、面白いですよね。