英語学習に関する、英数学院独自のメソッドのひとつが「努力ノート」です。

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英語の授業の冒頭に、必ずチェックさせて頂きます。





つまり、英数学院では、授業等で板書したりするノートと別に、もう一冊ノートを用意して頂きます。





努力ノートは、家庭学習用の「単語・英作文練習ノート」です。





宿題ですか?と 保護者の方から時々尋ねられますが、これは上限のない自主的なものなのです。





宿題でしたら、「2行練習」など命じると思いますが、単語の難しさや生徒の能力により、練習量は異なって当然であります(要領主義を肯定している訳ではありません)。





基本的には、「覚える」まで。具体的には単語でしたら「1秒以内にスムーズに書けるまで」、それは各生徒によってさまざまです。形式主義に陥らないよう単元ごとに小テストを行います。





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毎回、このようなグラフをつけて、叱咤激励をします





他者と劣っていると感じて頂くのも、前回より足りなかったと思って頂くのも、生徒に任せます。最近は、入試傾向に沿って、英作文を練習させるよう指導しています。





頭でより、手で覚えようというのがフレーズです。それを分かりやすくしたのが、「努力ノートボード」です。





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「まずは、写してでいいから書いてみよう」「3回目から途中で手が止まらないよう意識しよう」「見ないで書ける練習をしてみよう」という段階を踏んで、





例えば、中1生ではなかなか覚えづらい曜日などの単語を書けるよう、「努力ノート・ボード」が手助けしてくれます。





努力に関しては、ほとんど才能は要りません。定期的に表彰・プレゼントを贈呈して、子どもたちのモチベーションを高めます。





努力ノートは、英語に関わらず、「努力の天才に」という私どものメッセージです。たとえ、天才ではなくても、努力の天才になれる資格はすべての生徒にあります。





強制的に「この単語は3行練習してくるように」と全員に伝えて、それが本当に実になるでしょうか。





それは生徒の自主的な判断に委ねられています。自己管理ができるかという世界です。





時には部活動などで疲れて、鉛筆も手にとることができない日もあるでしょう。しかし、そんな時でも、他の生徒の努力が刺激になって、「次回は必ず!」という気持ちをもってほしいのです。





授業の時は、私どもは「英語は愉しく!」という原点は忘れないようにしたいです。異文化を理解しようとする作業ですから。





ご家庭内での努力を、強制ではなく自発的に促し、真の力に変える工夫が「努力ノート」です。少し早めに塾に来て、練習している生徒も見かけます。





異文化の言語に挑むには、(この島国では)強制では立ち向かえないというのが、私どもの結論なのです。

(これは小学生の国語学習段階で、多少踏みこませて頂きます)




その努力は、きっと他教科にも好影響を及ぼすものと確信いたしております。


see you again!(*^-')/~☆Bye-Bye♪