かつて、「何年生になったら、塾に通わせたらいいだろう?」とお友達に尋ねられたら、





「小6の後半でいいんじゃない」と気軽に答えていました。昔の話です。





現在、同じ質問をされたら、「早いに越したことはない」と答えるでしょう。





「学校がうるさい」「(小学生は昨年から脱「ゆとり」で)勉強が分からない」といった声を多く聞きます。





中学の途中から塾に入ってくる子もいます。しっかりと授業を受けている子は別として、勉強が分からないと訴えて入ってくる子に、





「どこが分からないの?」





まずは、通分と約分の簡単な問題を解かせてみると、できなかったりするんです。成績は「3」だそうです(5段階です)。





数学は算数の延長なので、残念ながら算数を飛ばして数学を教えても理解できないのです。





当然のことながら、多くの時間数が必要となってきます。クラス授業に入ってもついてくるのは難しいので、個別対応になってしまいます。





学校の内申が「絶対評価」になって久しいですが、多くの子は「4」です。





「相対評価」の頃は、テストで90点以上とっても「4」になることもあったので、そういう部分は評価すべき点ですが、





絶対評価は、教師の裁量に依る部分が大きく、あまり理解できていなくても、学習態度が良ければあまい成績をつけてしまいがちになることは否めません。




(まじめな子が評価されることは、賛成ですが)




逆に言うと、テストが良くても授業態度が悪いと、成績も下がったりします。





さて、塾の役割も変わってきていて、かつては学校とはライバルのような存在でしたが(笑)、現在は学校の勉強内容を補完するかのように、教師の方から塾を勧められるケースも増えています。





もちろん、高い意識で、さらに学習内容の定着・応用を期待して、塾に来てくださる子がいるのも厳然たる事実です。





そして、ここにきて、脱「ゆとり」。さんざん書いてきたように、これまでの学校での授業時間では消化しきれないという状況が生まれてきています。





しかも、小学生から「英語」も導入されました。





学校で勉強するのと、塾で学ぶ状況は、大きく異なります。基本、愉しくという部分がないと続きませんが、ライバルもいますし、間近に中学生の状況に触れたり、





今の時期ですと、高校進学実績が掲示板に張られていたり…。気づかないうちに高い意識を身につけているのです。




なんか営業トークのようですが(笑)、「勉強が分からない」と子どもが訴えたときには、想定している以上にかなり厳しい状況になっていると考えて頂ければと思います。



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