最近は、ホームページを「ウェブサイト」と呼ぶようになってきました。
今年度から改訂された英語の教科書にも“website”が出ており、私がよく使う「一太郎(10)」を使ってプリントを作成していたところ、websiteがスペルチェックにひっかかってしまいました(笑)。
windows7を搭載したPCにダウンロードしてある「一太郎2010」なら、大丈夫かもしれません。少なくとも、古い辞書には載っていない「新語」ではないでしょうか。もうwindows8登場ですが…。
英数学院のウェブサイトに、英数学院の指針の一つとして、「多く経験すること」とさせて頂いています。
抽象的な表現なので、個人的な見解を述べたいと思います。
私自身、若い頃、「経験とは何か?」と悩んだ時期がありました。
地方から都会に出てきた人のほうが経験があるのか?
職業をいくつもこなした方が経験豊富と言えるのか? 苦労=経験なのか?
「経験」が欲しかったのです。どうすれば経験を積めるのかを自問自答した時がありました。
経験は、「失敗」を未然に防ぐことができます。次の機会に対し、創意工夫ができます。心の中に強ささえ生み出します。
「子どもたちと学問においては」という前提でさせて頂きますが、ほぼ同じ年頃、時間、地域で生活する中で、
多く経験するとは、「意識して生活すること」と同義ではないでしょうか。
よく、一つの科目・単元を集中して取り組むと他の科目(の成績)が落ちてしまうというケースがあります。
やり過ぎたのか?(笑)、あるいはバランスが悪いのか等、さまざまな反省点が浮かび上がるかもしれません。
全く勉強しなかった場合はともかくとして、「やり過ぎ」は悪いとは思いません。好きな分野を徹底して学ぶことは、自身の限界にチャレンジしている訳ですから、逆に経験値は上がると考えています。
他教科への学習の壁も低くなるはずです。
意識して生活すれば、すべてが「経験」となり得ます。昨日と今日は同じではないからです。
出会う人、話したり耳にした内容、新たな問題、なぜ解けなかったのか。胸に抱いた悔しさや歓び。
昨日より今日、今日より明日と、成長したいという心こそ「経験」と呼べるのではないでしょうか。
一流といわれる人たちは、すべてにおいて、全身を耳にして、自ら吸収しています。
子どもたちを指導する我々こそが必要な要素であり、子どもたちに範を示していかねばならないと常に感じながら生活しています。(^○^)/