2012年02月
2月27日(月)夜7:30〜進学報告会が行われます。
記念品を用意しています。また、サプライズもあります
すでに退会されている皆さんも、是非参加して頂けると幸いです。
これまで英数学院で学んできてくれたことに、感謝します。(o^∇^o)ノ
まだ全員の結果を把握できていません。現在分かっている段階です。
残念ながら第一志望校を不合格になった生徒もいます。私の知る限り、1名。
現在は大勢の合格者より、その子のことで正直参っています。
私は指導していないのですが、正直気にかけていました。前回も書きましたが、自分に自信のないタイプの子だったからです。周りの受験生が皆、自分より頭がよさそうという幻想を抱きそうなまじめな子です。
一週間くらい前から塾に来なくなりました。自分で勉強する為だと思いますが、それもあって
呼び出して指導することはできませんでした。前日に呼んでも、来なかったでしょう…。
入試で一人も落ちないということはなかなかありません。併願をしていたので入る高校はあるのですが、その学校が英検を取得している子が入るような学校ではないことが、とても悔やんでいます。
志望校の選択は本人の強い意志であり、こちらから変更を促してもなかなか変わりません。
一方、いわゆる「滑り止め」は、学校の先生が強大な権限を持っています(特にその子の学校は)。
過去にも「第一志望が不合格の場合、本当にその高校に入ることになってもいいのか?」と子どもにも保護者にも翻意を促したこともありましたが、
「学校の先生に言われたから」と、多くの場合変更がききません。教師にも、考えがあるのでしょうが。
そして、滑り止めの学校は、見学にも行かないで、安易に決めてしまう傾向もあります。時期的にも仕方ない面もありますが…。
早く気持ちを切り替えてくれたら嬉しいのですが…。
無理でしょう。私も無理です。
今度会ったら、なんて言葉をかければいいか、今夜はそればかり考えながら過ごします。
痛飲…。
2月25日(土)13:30〜、最後の入試情報説明会を英数学院で開催いたします。
今回は、外部の方にもご参加いただけます。
前回はご覧のように満席でした(^○^)。
今回は、人数が少ないので、まだ高校入試は先という方でも、ご自由に参加いただけます。
いろいろな塾で催されていると思いますが、基本的に情報源は一つなので、どこの塾へ行っても、仕組みや制度についての話は同じだと思います(笑)。
参加される以上は、新しい学習要項・入試に対し、どういった対策を講じるのか、納得のいくまで質問をされてはいかがでしょうか。
話は変わりますが、新しい入試問題は、「独自入試が廃止される」という一点だけでも、私は賛成です。
詳しくは、英語しか見ていませんが、50分という制限であれだけの情報量を英語で処理させ、ミスを誘うような試験は個人的に好きではありませんでした。
今年までの入試が易しすぎて、多くの生徒が満点かそれに近い点数で、点差がつきにくいという事情は酌量しますが、
(各学校によって問題が違うので一概には言えませんが、)「量をこなすスピード勝負」より、どうせなら時間を長くして、しっかりと力を試す試験を実施されても良かったのではと思います。
確かに情報量が多い時代なので、情報処理・必要な情報の選択能力は養われても然るべきですが、
それは一方で、刹那的になり、シニシズム(冷笑主義)にも繋がりかねません。まだ子どもです。情報によって操作され、真実を見極める目を失う危険性も孕んでいます。
どんなに高度な知識をもっても、それを人間の幸福のために生かす知恵がなければ、知識は役に立たないばかりか、むしろ危険とさえいえます。
未来は子どもたちにかかっています。
同時に現代の大人にかかっているのです。
前回、「課題図書」は第5期から始まり、一応その理由めいた事を書きましたが、
実は、この代は少し特殊だったのです。
中2のかなり早い段階で結成しました。皆、すでに志望校や目標を設定している子が多かったのです。
そこから逆算して、「勉強を教えるだけでは限界がある。彼らの可能性を広げなければ、目標には手が届かない」と考えたからです。
彼らには、少し「金八先生」ぽい話もしたかも知れません(笑)。全員男子だったので。
「遊ぶ時間を削って勉強しなさい」ではなく、「誰よりも遊び、誰よりも部活動等を頑張り、そして学びなさい」
というような趣旨のことを話した記憶があります。確か「バランサー」という言葉を使っていました。
読書は、その一環だったのです。
初めは渋々と従ってくれましたが(笑)、次第に「次の課題図書は何ですか?」と嬉々と聞いてくる子も出てきました。
やがて、彼らが進路を本格的に選ぶ時期になると、私は困り果てました。
国立志望者、私立志望者、公立独自入試を受ける生徒と、公立問題を受ける生徒と、バラバラだったのです。
これらは、英語に関して言うと、難度や語彙数から解き方に至るまで、大きな隔たりがあり、
どういう授業をすべきか悩みました。間を取るというのも難しかったですし、それに満足しない生徒も出てくるでしょう。
私は、「力をつけさせる」というシンプルな命題の下、高校受験の最高難度を指導しました。
そのときは、学生時代より勉強したかもしれません(笑)。
ところが、徐々に授業に来なくなる生徒が出てきました(笑)。怖くなったのでしょうか。
私は毎回、授業の冒頭に、前回の内容の小テストを行います。解答は一人ずつ当てるので、復習していない生徒は白日の下に晒されます(男子だけなので、遠慮はなしです)。
答えられない生徒には、やんわりと復習しようねと言うのですが、やはり怖いんですかね(笑)。
入試が近づくと、こちらも自然と迫力が出てきます。彼らを志望校に合格させるという至上命題がありました。
「必ず結果を出す」という誓いすらありました。
さて、入試の前日、明らかに様子がおかしい子が出てきました。
彼は、解けない問題が出てくると苛立ち、ぶつくさ呟いていました。
最後まで授業についてきてくれた子でしたが、プレッシャーもあったでしょうし、こちらも合格させたいという気持ちが先走りすぎて、少し手加減が足りなかったのかもしれません。
「試験前日の授業はゆっくり休んでください」と、彼の保護者にお伝えしました。
私は彼に手紙を書きました。結構筆まめなんです(笑)。
「君は1年間、愉しんで本を読んできてくれました。『来月は何ですか?』と聞きに来てくれたこともありましたね。
本は、作者からの『手紙』です。君に宛てた手紙です。君はそれを読み続けてきたのです。
これから君が受ける試験にも作者がいます。テストも実は『手紙』なのです。
これまで楽しんで本を読んできたのと同じ気持ちで、君は『手紙』を読めばいいだけです。
君だったら、愉しんで読むことができるはずだよね」(趣意)
例え目的のためとはいえ、子どものハートを折ってしまってはいけないのです。
この想いがどうか試験前に伝わって欲しいと、切に願いました。
数日後、元気な声で「合格しました!」と電話をくれたとき、何より元の彼に戻ってくれたことが嬉しかった記憶があります。
彼は理系で有名な高校へ進学しましたが、きっと今も読書を趣味にしてくれているのではないでしょうか。
入試前日が今から一週間前でした。(^^ゞ
「唯一人のためのコンサート」という記事で(今思い返すとお伽話のようですが)、一人の生徒のために奮闘した様子を書きましたが、
通常の授業もちゃんとやっていました。
試験前日は、休む子も多いのですが、第7期Vクラス最後の授業に、一人だけ来てくれました。
もちろん、翌日は入試です。
彼は、「満点をとらないといけない」状況なので、予想問題と、いくつかの注意点を指導し、
最後は「1年間、付き合ってくれてありがとう」と別れを告げました。
私は授業で、あまり「話」はしません。これは、普段クラス(少人数)をメインに教えているからかも知れません。
(私が授業内容以外の話をすれば、興味のない生徒にとっては無駄な時間でしかありません)
金八先生のようなこともしません(笑)。
最近は、なるべく、そう努めているといったほうが正しいかもしれません。
話しても、冷めてしまう子が多いというのもあります(笑)。「そんなこと知ってるよ」みたいな感じです(笑)。
ただ勉強を教えるだけで、授業を集中させるのも難しいので、各クラスごとの雰囲気でスタイルを変えたりはしています。
授業をする自分の姿から、何か感じてもらえるようにと、意識していますが、まだまだ勉強不足ですね。
さて、後日、入試問題を見て、彼は「ミスがなければ満点だ」と確信しましたが、結果はどうだったでしょうか…。
今後、彼と会う機会があるかは分かりませんが、最後にいろいろな意味を含めて
「この1年の経験を、すでに始まっている次の生徒たちに生かしたい」と告げて、教室を去りました。
受験前なのに「ありがとうございました」と彼から言われましたが、それはこちらの台詞です。
参加してくれなかったならば、私は授業すらできませんし、成長する機会もありません。充実した日々を過ごすこともできませんでした。
何日か、体調の問題で授業ができない日がありましたが、それ以外は最善を尽くしたつもりです。
合格・不合格は、生徒達にとっては重大な問題です。
私も一喜一憂していた時もありましたが、なぜだか今年は、穏やかにその日を迎えられそうです。
仕事ですので執着は当然あるのですが、長い目で見て、彼らにいい方向の結果であればと祈っています。
語弊があるかもしれませんが、人生にマイナスなことなどありません。一つの結果によって、これまでに学んできたことが無駄だったと判断するのは早計すぎます。
成功で有頂天になる人もいます。挫折をバネにさらに向上していく人たちも大勢います。人智の及ばないところなので、人さまざまだと思います。
少なくとも、挑戦した人はすべて勝者です。敗者とは、何もしなかった人のことではないでしょうか。
一人一人にかける言葉は変わってくると思いますが、結果にかかわらず「よく頑張ったね!」と肩をポンと叩いてあげたいです(^-^)/。
この一ヶ月間は、かなり仕事量の多い期間だったと思います。中1・中2の後期期末テストが、例年と異なり入試前にあったこともあり…。
さて、おかげさまで、このブログを一か月毎日更新するという目標を達成できました。(^−^)
英数学院の取り組みを知って頂こうと、私個人の活動を中心に書き綴ってまいりました。
ご覧になってくださる方がいてこそ、書けるものですね。時には拙い記事もありましたが。
私は「忙しい」という言葉はあまり使いません。実際、時間がない場合もありますが、「情熱」がそれを凌駕します。
この一カ月、仕事ばかりしていたかというと、本も数冊読みましたし、映画も数本観ました。新聞も毎日読んでいますし、雑誌も読んでいます。
運動はあまりしていませんが(笑)、腹筋やストレッチは毎日していますよ。
TVも観たいと思うものは見ています。録画して、かなり溜まっていますが(笑)、エネルギーを与えてくれたり、癒されたり、学ぶことも多いです。
友達とも友好を深めることを忘れないように、気をつけています。
睡眠時間もしっかりとっています。体が壊れないのは、そのおかげかも知れません。
仕事をして家に帰ってきて、また仕事して…という生活パターンを送るのもありですが、
常に成長したいという思いが強く、前にも書きましたが、子供たちを指導している以上、自分自身も日々成長しなければいけない、という強迫めいた観念があるのかもしれません。
基本的に、私は器用な人間ではありません。だから、努力を怠ると、子どもに見抜かれます。だから、どの授業でも予習は必ずします。
人それぞれキャパシティーが違いますので、「自分はこれだけできるから」と他人に強要するのはもっての外ですが、
こころを壊さずに、それをどれだけ広げられるか、というのが日々の挑戦です。難しくいうと「境涯革命」です。
こういう仕事をしているからこそ、できることなのかも知れません。
もっと、もっと成長したいです
(今日こそ、本当にとりとめのない記事です)
全員が志望校に合格していますように
いじめ防止を呼びかける目的の「ピンクシャツ・デー」が今年も2月29日(水)に実施され、賛同した学校、職場などの各団体は当日、ピンクの服を着て登校、通勤します。
ピンクシャツ・デーは2007年にノバ・スコシアの高校生2人が始めた運動。ピンクのポロシャツを着ていたため、いじめの対象となった男子生徒の話がきっかけで、一斉にピンクのシャツを着ていじめ反対運動を起こそうと始まりました。
運動はカナダ全土、アメリカ、イギリスなどに広がり昨年は16万人以上がフェイスブックで参加を表明。ブリティッシュ・コロンビア州では2008年にキャンベル州知事が参加を発表、バンクーバーエリアでも多くの学校が参加する恒例行事となっています。
日本でも、この運動を広めようと、作家の中園直樹氏が中心となって、さまざまな呼びかけが行われています。
私も、当日ピンクのシャツを着用する予定です。(o^∇^o)ノ
ピンクシャツ・デーは、「いじめ問題は学校だけでなく、職場、インターネット上にも存在する」とし、学校以外にも職場単位での参加も広く呼びかけています。
無理のない(逆にいじめの対象になる場合もあります)参加を、この場で私からも呼びかけたいと思います。
中園くん(急にため口ですが)は今日が誕生日です(学生時代からの友達で、分野こそ違いますが、いつも彼は僕を刺激させる存在です)。
英数学院の生徒に直接勧めることはしませんが、(中心者の努力を垣間見ている私にとっては)当日ピンクのシャツを着ている方を目にしましたら、おそらく少し涙目になります…。
オルゴール
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個人的に、一番難しい教科は理科だと思います。
2,3年前から、移行処置によって、生徒の皆さんはすでに「脱ゆとり」していますが、
学校の理科を教えている先生から聞きましたが、現在の時間数ではとてもじゃないが足りないそうです。
科学の進歩は著しく進んでいるので、私が学んでいた時代の「理科」とは別物ですね。
今年度からは、さらに、以下の内容が追加されます。
「熱の伝わり方」、「放射線の性質」、「プラスチックを区別する」
日本は、資源の少ない技術立国ですから、理科の幅広い学習は、時代の要請です。
また、昨年の未曾有の災害によって、知識の重要性は増し、日本中の意識ある子ども達が皆熱心に学んでいる状況です。
理科といっても、さまざまな分野がありますが、高齢化社会で需要が増すとみられる医療・福祉関係では、「生物」分野の学習は必須です。
これまで書いてきたことをまとめるとするならば、もう「文系」「理系」と分ける時代ではないのです。
特に理系教科においては、「才能」が重要と思われるかもしれませんが、数学はできても理科ができない子は多いです(笑)。
才能とは、実は「好きになること」のような気がします。それは出会いだったり、褒められた経験だったり、達成感を味わったり…。
好きになると、努力を惜しみませんから。今の子は、文系から理系にころっと変わる子、結構います。
昔のいわゆる「理系」は、得意の才能を武器に勝負し、自分の不得意分野(文系)に関しては我関せずという方が多かったと思いますが、
今、社会は、もっと柔軟な人材を求めているのではないでしょうか。
理系なのに、コミュニケーションができて、文章が上手な人がいたら…、こういう人、組織に欲しいと思いませんか?
個人的に「将来、絶対役に立たない教科」と思ってきた理科ですが、今はもっと勉強しておけばよかったと後悔しきりです。
尤も、私が教わった頃の理科の知識では、現代に太刀打ちするのは不可能ですが…。
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